讃岐かがり⼿まり

讃岐かがり⼿まり保存会

⾃然素材で染めた⽊綿⽷を使い⼀針ひと針かがることで、美しい幾何学模様や季節のモチーフを表現します。

 01 草⽊染め 染材料から煮出した色素が繊維に入ってきやすいように下処理をした木綿糸を用意する。その染液に糸をくりながら、ムラがないように染め上げる。染めたら陰干しをする。
草木で染めた木綿糸。染液の濃度を変えることで色の濃さが変わる。重ね染めすることにより、さらに濃い色や新たな色を出すこともある。2種類の糸があり、地巻き糸は細く、かがり糸は太い。
02 ⼟台作り
籾殻を芯にして薄⼿の紙で包む。これに細い⽊綿⽷を紙が⾒えなくなるまでランダムに巻いて、球体の⼟台を作る。
03 「地割り線」を引く 紙定規を当てながら、模様を作る案内線「地割り線 (じわりせん)」を引く。地割りには針とかがり糸を使う。まりを地球に例えて、北極、南極、赤道を基準に、正確にかがる。模様により分割の数も変わる。
04 模様をかがる 地割り線を目印に、作りたい模様に合わせてまち針を刺し、花や幾何学模様をかがっていく。美しい模様を出すには糸を強く引っ張りすぎないように、優しくかがることが大切。
05 完成 ⽷が何層にも重なり合い、⽴体的な幾何学模様の⼿まりが完成。

材料・道具のこと

籾殻 一度煮沸して天日干ししてから使う。先代から受け継いだみかんの缶で一杯分すくうと、よく作る直径7cm程度の手まりの籾殻の量にぴったり。
針 模様をかがる針と、模様のポイントになるまち針。 刺した時の籾殻のサクッという音が心地よい。