讃岐桶樽

谷川木工芸

⽊⽚を削り、組み合わせてつくる讃岐桶樽。⼀⾒シンプルなようで、実はその作業は微調整の連続です。

01 ⽊材を裁断する
⾵呂桶などはヒノキ、⾷品⽤はスギと使い分ける。特に吉野杉は⽊⽬が細かく⽊の収縮率が低いため、⻑年使っても狂いにくい。
02 板を調整する 1で⽊材を柾⽬(まさめ)状に切り分けた後、「仮輪(かりわ)」の⼤きさに合うよう旋盤かんなで⾓度をつける。柾⽬は、⽊を年輪に対して真っ直ぐに切ったときに現れる、平⾏で美しい⽊⽬のこと。⽔分調整に優れていいて、歪みにくい性質がある。
03 組み⽴て
2の板を仮輪の内側に沿わせて組み⽴てる。隙間なくはめ込んだら仮輪を締め固定。1⽇程度このまま圧着していく。
03 削る
圧着後、⾓を削って徐々になめらかな丸みを出す。⼩さなものは機械で、⼤きなものは⼿で鉋(かんな)をかける。
05 たが締め 「たが」という銅の輪を桶の⼤きさに合わせて溶接。桶のすぼんでいる⽅からはめ込み、⾦槌で叩いてしっかり締める。
06 底板をつける 底板を切り出す。桶の下部に溝を作り、底板をはめ込む。
07 完成 検品し、⼿直しをして完成。

道具のこと

鉋(かんな) 桶の曲⾯に合わせ、内側にカーブしたものと外側にカーブしたものを使う。
仮輪(かりわ) 寿司桶10種、おひつ5種、⾵呂桶2種とたくさん! 特注品もある。