志度桐下駄

⼭⻄商店

⾜裏に⼼地よい桐材を使い、丁寧かつスピーディーに作られる志度桐下駄。道具をよく研いでおくことが⼤切です。

01 ⽊材を切り出す 桐材を下駄の形に切り出す。いくつもの⽊⼯機械を使い⼤まかな形に切り出した後、機械式の鉋(かんな)で決まった形に削り整える。
02 丸める 「天型」という型をあてながら「丸め機」という旋盤で、つま先やかかと部分を丸く削る。天型にはさまざまな⼤きさ・形があり、その数は数百種類にものぼる。
03 ⽳を開ける 鼻緒の指股で挟む前坪を通すための穴や、かかと寄りの穴を開ける。穴は垂直に開けるのではなく、 履きやすいように、前後でそれぞれ違った角度に開けている。
04 仕上げ 特殊な形の刃物・丸すきや⼗能(じゅうのう)、鉋を使い分け、⻭と⻭の間にある溝や縁の部分を整える。桐材は柔らかく刃が⼊りにくいため、よく研いだ刃物を寝かせるように滑らせて不要な部分を削っていく。
05 加飾 表⾯をバーナーで焼き、⾵合いと耐久性を⾼める場合もある。経年で⽊⽬が際⽴ち美しさが増す。その後特殊な蝋(ろう)を塗りつやを出す。
06 ⿐緒つけ くじり(錐の⼀種)や釘、かなづち、とめ具を使ってしっかりと⿐緒をつける。カラフルで現代的な柄⽣地を使うこともある。
07 完成 検品して完成。

道具のこと

⼗能(じゅうのう) 中央部分が湾曲した刃になっている専⽤の刃物。本来は灰などを集める⼩さなスコップを指す。
くじり 先の尖った錐(きり)の⼀種。先端を使って⽳を開けるなど細かい作業に⽋かせない。